2006年05月29日

ムツゴロウさん

最近どうしてらっしゃるのかしら・・・とふと思った

子供の頃、“ムツゴロウと愉快な仲間達”をよくテレビで見た
というよりは、強制的に動物好きの父に見せられた
私と弟はこの日どんなに見たいマンガがあっても見れなかったのだ
この他に宜保愛子の“誰も知らない世界”と矢追純一の“UFO”も絶対見なくてはいけなかった
子供だった私と弟は、宜保愛子が心霊スポットで
「あそこから誰かが見ています!!」と言うたびに怖くてドキドキし
UFO番組で連れ去られた再現ドラマを見るたびに、不安になって夜なかなか眠れなかった
番組がマックスに盛り上がったタイミングで父は「うわーーーー!!」と叫び、私達を心底驚かした
・・・今思うと、父だけが楽しく私達には残酷な時間だったと思う

ムツゴロウさんはよく
「大丈夫なんですね~。ちょっと警戒していますがこうやって仲良くなるんですね~」
と言いながら猛獣の檻に入っていったり、アフリカの現地で動物達とハグハグしていた
「すごい人だなぁ、よく噛みつかれないなあ」と、思っていたがある日
“ムツゴロウさん、ライオンに噛まれ重症!”というニュースが出た(笑)
ムツゴロウさんの凄さは、いろんな動物と仲良くなるということより
噛まれても怪我してもまた懲りずに「可愛いですね~」と
動物と必要以上に触れ合ってしまうところにあるのでは・・・と私は思う
4年生の時の国語の教科書に、ムツゴロウさんが書いたお話が載っていた
ムツゴロウ王国に迷い込んできた一羽のカラスのお話
ムツゴロウさんにとって、カラスも他の動物と同じくらい愛を注ぐ生き物
“作家さんもしてるんだ~”と思いながら、「これを書いたお金もあの動物達のご飯になるんだね」と
クラスメートと真剣に話し合った記憶がある

インターネットで調べてみる
ム・ツ・ゴ・ロ・ウ

驚き!!
ムツゴロウさんて小説家、エッセイストそして生物学者だった!
そんな学のある方だったとは・・・テレビでは人のいい動物好きのオジサンにしか見えなかった
その他、映画監督、脚本そして出演もしていたらしい
大人になって知る新たなムツゴロウさんの姿だった

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