2008年08月18日

山村留学

今夏、息子にとっても私にとっても最大のビックイベント

長野の山奥、八坂村にて2週間の滞在
同じような年代の子供達が30人ほど日本各地から集まり、田舎でしかできない色んな体験をする
農家に寝泊りして農業の手伝い
キャンプにて自炊
標高約3000メートルの山登り
アヒルや飼い犬の世話etc
彼にとってはほとんどが初体験
着いてまずは自分の箸を作り、それで毎食ご飯を食べる
食事は野菜がメイン
野菜嫌いな彼は食べるものが・・・多分ほとんどない
毎日何よりも食べているかどうかが心配だった
途中、自作の手すき和紙でハガキが来た
「きゅうりとなすびが食べれるようになりました」
それだけで感動(涙)

行く時は長野まで車で送ったが、帰りは一人で帰ることに
電車乗り継ぎ計2回
市バスにも一人で乗ったことのないのに、初トライは『電車乗り換えつき』
何度も説明したがピンときてないらしく(経験がないため当たり前だが)、
乗り継ぎの時間と電車のメモを取らせたら本人にしか読めない字だった(涙 涙)

帰省当日
お盆という事もあり私は朝からバタバタ仕事に追われていたが、
電車乗り継ぎ時間になるとふと思い出し心配になった
到着10分前
仕事を少し抜けさせてもらって金沢駅へ迎えに行った
改札口で待っていると、自分よりも大きなリュックをかついで現れた
真っ黒に日焼けした顔は出発前の半分の大きさに見えるくらい小さく、
しかしほんの2週間ですっかりお兄ちゃんらしくなっていた
「おかえりーーー」
声をかけると少し恥ずかしそうにしていたが、ずっと気が張っていたのかほっと安心した表情だった

帰りの車の中
「2日目にはたくさん友達できたわ」
「山登りですっごい星見えた!流れ星も3つ」
「最後のご飯のとんかつが美味しかった」
「毎日野菜ばっかりのご飯、おやつは牛乳かいい時は飴玉」
「キャンプで作った飯盒のご飯は雨で失敗した」
「最初の電車はずっと立ち乗りだった」
次から次から出てくる話はどれもたくましくなった内容ばかり
一人っ子で必要以上に温室育ちになってしまっていた彼には、
必要な経験がたくさんつまった2週間
『可愛い子には旅をさせろ』
ホントだなぁ・・・親も勉強、しみじみ実感
きっと大人になっても忘れられない大事な時間だったに違いない

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