2006年03月23日

“電話”はお店の第一印象

今どうしても目の前で会って話すことができない人たちをつなぐ掛け橋的存在

仕事で、プライベートで、私はたくさんの人たちと電話をする
お客様と、取引先と、友人と。そしてお店に食事の予約をするために・・・
素敵なお店はこの“電話”でのやり取りですぐ分かる
つまりは足を踏み入れる前にすでにそのお店の印象が決まってしまうのだ
「おはようございます!○○店でございます」
「ありがとうございます!!ビストロ○○田中でございます」
“電話”は相手が見えない
でも私達は笑顔で電話をとる
なぜかは未だ解明できないが、不思議と見えない相手にこちらの空気が伝わってしまうからだ
実は“電話”は脇役的でいてとても重要な存在なのである
お客様がレストランに食事の予約の電話を入れる
電話の対応がとても感じよく、夜までの時間を“どんな店なのかな”と想像しながらワクワクして過ごす
お店に1歩入って「いらっしゃいませ!」と素敵な笑顔で迎えられる
席に座り、心地良いBGMの中で美味しいお料理を食べる
さわやかな店員さんのおすすめでついついワインもおかわりしてしまう
名残惜しくこの空間を去るとき、心のこもった見送りをされる・・・
お客様の“嬉しい”“楽しい”気持ちはまるで掛け算のように倍、倍と大きくなっていくのだ

ルルルッ・・と“電話”が鳴ったら できるだけ早く受話器を取ろう!
相手はこちらが思っている以上にその1秒を長く感じている。時差があるのだ
もしどうしても手が離せず少しお待たせしてしまっても大丈夫
「大変お待たせいたしましたm(_)m!!」「待たせてごめんなあ!」と心をこめて話そう
会話は笑顔で!まるで好きな人と話しているようなイメージで
そしてとても大切なこと
相手の受話器が置かれたのを確認してからこちらの受話器を置こう
せっかくの素敵な会話も、最後の最後で「ガチャッ」と先に切れる音がしたら
相手はとても寂しい気持ちになってしまうから・・・

以前、講師をさせてもらった公民館の館長サンが私に言った
「最近なんでも簡素化されてFAXやらメールやら人と人のつながりが薄くなっているなぁ
ワシはみんなに言うんや。電話での要件をFAXで済ませたらいかん。相手の声聞いて天気の話ひとつでもしてコミュニケーションとらなダメや」
彼の思いは“電話”という存在を通してきっとこの公民館に受け継がれていくだろう
そして私もまた、伝えていきたい大事なことのひとつだとあらためて思った

comments

そうだよな。メールだと生きた会話ができないかも、館長さん
に賛成。でも、最近は、一人でもくもく仕事の毎日、ストレス
か?相手見つけて説教でも、いやコミニケーションするか。

  • やっくん
  • 2006年03月23日 20:36

是非コミュニケーションをおすすめします!
楽しさは自分が作り上げ発信するもの
生きる喜びを一緒に探しましょう!!(おおげさか 笑)

  • きまよ
  • 2006年03月26日 11:47
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