2006年05月10日

新聞記事

美と繊細の食パリに咲く!フォション・エグゼクティブシェフ狐野扶実子

久しぶりに会った友人がさりげなく「これ参考になると思うから・・・」
ただそれだけ言って私に封筒をくれた
帰って中を見ると一枚の新聞記事
ケータリングで有名な女性シェフ、狐野扶実子さんだった
私の大好きな番組“情熱大陸”で見たことがある彼女
私は日頃あまりテレビを見ないため、ふと気付いたら世間からすごくウトくなっていることがしばしある
それは半端じゃなく取り残されていたりして、たまにその時差にまわりが驚いたりする
大震災があって1週間してから「大変な地震があったよ!!」
と言ったり、オリンピックが始まっていたことに気付かなかったり・・・
それからは新聞か、朝のニュースだけはなるべく見るようにしているが(苦笑)
その私がほぼ欠かさず見る番組“情熱大陸”
タイトルにまず惹かれる
『笑顔を作る形成外科医』 、『命のスープを作る80歳』などなど
その人の生き方にスポットをあてた番組
と、その中の一人だった彼女
女性ならではの感性で作られたお料理は、アートのような美しさと軽くおしゃれな雰囲気をもつ
背が高くすらっとしたクール美人のイメージ
パリに本店を構える高級食料品店“フォション”の役員のランチ出張をしたところ高く評価され、
在籍するシェフ50人のトップに彼女が選ばれたらしい
“フォション”の紅茶はとても有名だがどんどん横道にそれるため、この話はまた次回にするとして・・

なぜ友人が私にこの記事を・・・?
しかし読むにつれ、その意味が分かった
大企業に入った彼女、しかし
「自分が料理で表現したいこと=食感の驚きなどよりコンフォータブル(心地よさ)を感じてほしい」
つまりは料理作りを通しての自分らしさ、スピリッツは変わらないというのだ

自分らしく・・・簡単でいて結構難しかったりする
大きなものに巻かれて安心したり媚びたり、人の目が気になって思うようにできなかったり、
逆に表現しようと意識しすぎて過剰になったりetc
10代の頃、私は背伸びしたマセマセな子供だった
早く大人になりたい、大人にみせたいとカッコつけてそれがカッコいいと思っていた
20代になるといろんな出会いがあり、いろんな友人ができる
社交辞令で約束したり、なんでもウェルカムの八方美人、どんなことも断るのが苦手だった
30代、肩の力が抜けて不思議と一番ナチュラルな自分になった
“私はこう思う” と価値観がはっきりしていて迷わない
好き、嫌い、これはやりたい、これはやりたくないけどやる、やっぱりやらない・・・これって楽ちん(笑)
仕事でもプラベートでも自然でいられる
ピチピチっとした若さと引き換えに手に入れたこの“自分の価値観”が私はとても好きだ
 
この記事を読んで自分がどう思うか、何を感じるかを再確認させられた
ぶっきらぼうに新聞記事をくれた元上司、今は大切な友人の彼に感謝!
その優しさに・・・あらためて心の深いところがあたたかくなった

comments

これを読んで貴女が私によく言っていた言葉を思い出た。「30歳は節目の時期。その歳になる前後で自分の中の何かが変わって、本当にしたいコトや自分自身のコトが見えてくるよ」と…。言われてた時にはピンとはこなかったが30歳に突入してみて少しずつ分かってきた気がする。当初、三十路と言われるコトへの抵抗と、ましてや独身の私は負け犬とも世間的には見られがちでイヤだった。しかしイザなってみると結構心地良い自分になってる気もしなくはない!ついでに体型まで丸くなってきたが自分の中の全ての許容範囲も広くなり楽しめるコトが増えた♪

  • カオリン(^-^)
  • 2006年05月12日 10:31

節目だと思う人には、節目がやってくると思うしそうではないと思えば単に過ぎてしまう・・・結局何が起きるかではなくて自分がどう意識するかだと思うなぁ。30代は女盛りだそうな!めいっぱい30代ライフ楽しもうね~!!

  • きまよ
  • 2006年05月12日 18:01
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