2006年08月23日

東山ドリカム

ひょんなことで結成されたユニット。別名飲み友3人衆。平均年齢35歳

メンバーは・・・加賀鳶T松さん&東山お茶屋の女将の孫、Dちゃん&私
二人は20年来の友達らしい
グループのリーダーT松さんと、その右腕Dちゃん
子供会では委員長と副委員長
T松さんがやんちゃをし、Dちゃんがそのフォローに立ち回る
T松さんは、今の若い人には珍しい男っぽさを持っている
親分肌で男気があり、いつも面白いことを言っては周りを笑わせている
T松父によると、子供の頃からの目立ちたがり屋らしい
神社での観桜会、加賀鳶の人が集まらず諦めかけた私にT松さんは
「オレ一人でもやってやるから。練習梯子での演技になるけどみんなを楽しませよう」と言ってくれた
私は感動し、この時からT松ファンクラブの会長となる
一方DちゃんはT松さんと正反対で、その存在だけで空気が和む癒し系である
いつも優しい目でニコニコ笑っており、その魅力でご婦人達にジュエリーを販売している
男性には珍しいとても聞き上手な人だ
初めて会ったとき「ねぇ、芸妓さんにならない?」と声をかけてきた(笑)
懐華楼2件隣り、お茶屋の女将ばあちゃんは有名人である
私は会うたびにDちゃんに、お茶屋の話を根堀り葉掘り聞いている

3人の共通点
地元、そして東山界隈をこよなく愛していること
川沿いを歩きながら、ローカル話に花が咲く
二人は小競り合い、罵り合いながら昔話をする
「あの時お前こんなことしたよな!」「お前のせいであんなことになったんやぞ」etc
見ているだけで楽しい光景
昔の恋人の話にもなる
男性っていつまでも好きになった人のことは忘れないもの
気心しれた二人だから
「お前、それは俺違うと思うわ!」「いや、そうじゃない」と思いをぶつけあう討論になることもあるが
こんな風に腹を割って言い合える彼らを素敵だなといつも思う
この日の晩は、共通の友人が亡くなった話になった
たくさん泣いたこと、お墓を探しまわったこと、一緒に過ごした思い出
彼らには言わなかったが
離れていても、大人になって年に数回しか会えなくなっても
その頃と変わらずこんなふうに友達に思われて、亡くなった方もきっと嬉しいだろうなぁと思った
大事な人というのは、会っていなくてもいつも心の中にいるものである
心にいてくれるだけで感謝できる存在

本当のことを言い合える仲間
彼らが私に見せてくれた、本物の友人関係
いつか、ケンカした時にはこのブログに『T松 VS Dちゃん ケンカの巻』を書くことにしよう(笑)

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