2008年03月31日

ネパールのお話 その2

ポカラという街に旅に出た

今回の旅はボランティアが大きな目的だったが、1泊2日だけ出かけさせてもらった
ヒマラヤのふもとにあるポカラという小さな田舎町
残念ながら今のシーズンははっきりヒマラヤが見れず、運良く先っぽが少し見えただけ
飛行機からは真下に見えたのだが本当に美しく、「また必ずここに見に来よう!」と思った

その昔
インドにボランティアに行った友人は、インドからポカラに行きたいと憧れたらしい
その友人を現地で思い出し、1枚の絵を買った
パトンからカトマンズまでバスで出て、そこでポカラ行きバスに乗り換え
ひたすらガタゴト道を7時間揺られて向かった
バスはそんな旅をする外国人ばかりでびっしり
私は一番後部座席のしかも窮屈な真ん中席
ひどい道にさしかかると、お尻がジャンプするくらいバスが揺れる
“この先どうなるのかしら・・・”
そんなことを考えた30分後には、あっさりその激しい揺れの中で眠った私(笑)
おまけに隣の外人の肩を借りて眠っている始末
『いつでもどんな状況でも眠れる事』
履歴書には書けないが、かなりのレベルの特技である

着いてからホテルを探して歩いた
大きな湖のあるのんびりした街
小ぎれいでシンプルなホテル発見
テレビがついて眺めがいいと言うので、「ベットとシャワーだけでいいからもっと安い部屋を」と交渉
1泊350ルピー(630円)
私には充分である
近くの店でモモ(ネパール名物水餃子)を食べた
ネパールの基本食はカレー、そして野菜のおかず
ヘルシーなため体が軽くなるくらい自然に痩せる
右手でご飯を食べるのもすっかり上手になった

ホテルに帰ると立派なバイクに乗った身なりのいい男の子がいた
「バイクに乗って一緒に観光しない?」と流暢な英語で言うので、そばにいたホテルマン達に
「この人安全なの?」と指差して言ったところ皆に大爆笑された
このホテルのオーナーだったらしい(恥)

神が宿るという洞窟や湖に出かけてのんびり過ごしたポカラ
帰りは最終便の飛行機に乗ったのだがこれが15人乗りのセスナで、
小さいわ揺れるわ、操縦が目の前で丸見えやわでさすがに死ぬかと思った
おまけに私のシートベルトが隣のおばちゃんのお尻に敷かれており、
(このおばちゃんが100キロ級のアメリカ人で明らかに私のシートにまで体がはみ出てる)
「ここシートベルトないよー!!!」
叫ぶ私に構わず離陸した
すごい飛行機だった・・・

いつも外国で思う事
「どんなことが起きても楽しまないと損」
平和で安全で便利な日本ではあり得ないハプニングの連続
何かあるたびに「帰ったら話すネタが増えた!」と思った者勝ちである

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